こんにちは。
クレバリーホーム岡山中区店 の ボッキーです。
今回は、 『 外装下地検査 』について、つぶやきたいと思います。
そもそも、この 『 外装下地検査 』 とは、何なのか????
答えは、建物外壁部分の防水がきちんと施工されているか? の検査の事なんです!!
そして、住宅におけるご入居後のトラブルとして最も多いのが、外壁面からの
『 雨漏れ 』 なんです。。。。
つまり、長期保証をしていくうえでは、絶対的に外せない検査がこの
『 外装下地検査 』なんですが、なぜか、外装下地検査を重要視している住宅会社が
少ないんです😨
なぜ、外装下地検査が重要視されないのか??????
それは、
『 少々チェックしなくても、雨漏れなんて、する訳ないでしょ!! 』 と考えている
建築会社、現場監督が非常に多いからです。。。。。。
そして、ただいま新築工事では、義務化されている
『 住宅瑕疵保険 』 でも 『 外装下地検査 』 はオプション扱いとなっており、
義務検査ではなく、 任意検査となっているからなんです。。。。
その為、
『 義務化されていない検査をわざわざお金を払って検査してもらう必要ない!!!、
それに、外装下地検査をしなくても、 瑕疵保険は成立するので、問題ない!! 』
と考える住宅会社が多くなり、結果、外装下地検査が重要視されなくなってしまいました。。。。
しかし!!!!!
それでは 真の意味の長期保証ではない、とクレバリーホーム岡山中区店では考え、
外装下地検査を100%実施しております。
では、この外装下地検査がどのようなものか、ご案内したいと思います。
これです!
こちら、棟上げ後で、躯体検査を終えた後の状態なのですが、
『 透湿防水シート 』 が建物全体に施工されたところになります。
(シルバーのシートが透湿防水シートになります。)
実は、建物外壁の防水は、 タイル外壁で防水を担保している訳ではなく、
タイル下地のサイディングで防水を担保している訳でもなく、
この 透湿防水シートだけの状態で、防水を担保しているんです!!!!!!
一般的に流通している サイディング外壁のつなぎ目の シーリング材で、
防水を担保しているという声も、たま~~に聞きますが、これは大きな間違いです。
建築業界の共通認識として、シーリング材は必ず 『 切れる 』なので、
シーリング材を防水として頼り切ってはいけない!!!! というのがあります。
その為、リーリングが切れた後の外装部分の下地 = 透湿防水シートの層になり、
この層が最終的な防水を担保していく部分になるわけです。
なので、外装下地検査は本当に重要なんです!!!!!
クレバリーホーム岡山中区店 では、第三者機関による検査と、社内検査を
ダブルで実施する事で、防水を担保しております!!!!!
① 透湿防水シートが軒ギリギリまで施工されているか??
これです!
実は雨漏れ、屋根と壁の取り合い部分が原因になる事が多いそうで、
ちゃんと軒ギリギリまでシートが貼られているかをチェックしております。
ただ、大事なのは 軒天以上に妻壁部分の方がより事故が多いので、チェックが必要です!
これです! 妻側の方が屋根のかかりが少なくなり、より雨にさらされる可能性が
あるので、重点的にチェックします==333
併せて、写真のように配線の貫通穴にも 『 ウェザータイト 』という
二次防水製品を用いる事で、より高い防水性を担保していきます。
② 透湿防水シート同士の重なり部分を両面テープで接着しているか???
これです! 写真では分かりにくいですが、シートとシートの間から見える
黒いものが接着テープになります。
クレバリーホームでは、建物の劣化対策の為、外壁に通気を取るようにしているですが、
その通気の風により、透湿防水シートがバタバタしてしまい、防水性能まで下がらないよう、
施工の段階で、シートがバタバタしないよう、風が入りそうなシート同士のつなぎ目部分を
両面テープで塞ぐようにしています。
③ 貫通部へのウェザータイト施工!!
先ほどの写真でもご紹介しました、ウェザータイト。 当然すべての貫通部へ
施工していきます!!!! そして、ような貫通管がツルッとしておらず、
ガタガタ表面の場合は、ウェザータイトとガタガタ表面に隙間が出来易い事から、
隙間部分にもテープを施工していきます!!
すべての貫通部をチェックしていきます。
④サッシしたへのウェザータイト施工
これです!!!
写真では分かりにくいですね。。。。 サッシを施工前の状態だと、、、
これです!!!!
こちら、窓から雨漏れがあった際に、その雨が建物躯体に影響を与えないよう、
サッシの施工前に設ける二次防水製品になります!!!
とは言え、サッシからの水漏れも滅多にないのですが、クレバリーホーム、
あくまで、長期保証を前提に建物いるのでいるので、細かい部分でもしっかり
防水工事していおります。
またも長々と、つぶやいてしまいましたので、次回も
外装下地検査をつぶやきたいと思います。