と~~~~~っても重要な土台敷作業

こんにちは😊  

クレバリーホーム岡山中区店 の ボッキーです。  

梅雨入りしてからというもの、毎日天気予報とにらめっこしては、
工程の調整をしております💦💦💦 

 今のところ、奇跡的に工事できているので、このまま工事が進んでほしいものです😓 

 さて、今回は、そんな天気に大きく関わる 『 土台敷 』 のつぶやき。

 建築の事をあまり知らない方でも 『 棟上げ 』という言葉は聞いた事があるかもしれませんが、 

『 土台敷 』 という言葉はあまり知られていません。。。。。

 しかし!!!! この 『 土台敷 』という作業、 

 言葉通り、家の土台を作っていく作業なので、かな~~~~~~~~り重要な工事になります。

 積み荷や、積み木等、 積み上げていくもの、全てそうなんですが、
 一番下の 『 土台 』 部分をきちんと作らないと、
 積み上げれば積み上げるほど倒れやすくなってしまうのと一緒です。 

 その土台敷工事がコチラ!  

基礎だけの状態から、基本1日で、、、、、

 ❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗    1階部分の床まで施工する作業を土台敷と言います!!!!!  

 1階部分の床を作っていく作業なんですが、ここでひずみが発生すると、 
 そのひずみは上階に行けば行くほど大きくなってしまいます。  

  なので、この土台敷をキッチリ施工しなければ、良いおうちづくりは出来ないのです!!! 

 なぜ、とっても大事な工事なのに、あまり知られていないのか?????  



 これはあくまで個人的推論ですが、  

 『 そもそも土台敷工事を 現場監督 自体が 重要視していない。 』 だと思っています。

 なぜ、ボッキーがそのように思ったか。  

 それは、建築業界で約25年お仕事をしていて、未だに、 
 土台敷工事の全工程を立ち会ってチェックしている人を見た事が無いからです。。。 

 

 たった一日で、 基礎 → 1階床仕上がり まで、工事する為、 
 大工さんも必死です。  日本中を探せば、余裕で工事できる大工さんも
 いるかもしれませんが、かなり厳しい。。。。。

 なので、大工さんも、応援で知り合いの大工さんを手伝いで呼んで
 2~3人で土台敷を行います。  

 この状態だと、土台敷はギュンギュン進んでいくので、1日で余裕で施工できるのですが、


 

   ここまでの施工のチェックはどうなっているのか????????

 ボッキーが今まで見てきた現場監督さんだと、  

 昼前に現場に到着。 約1時間ほど現場確認。  

 土台敷の工事完了を見る事なく、次の現場へ。。。。。  



 基本、みんなこんな感じでした。  

 現場監督さんからすると、 

 『 信頼している大工さんに頼んでいるから、ミスは無い。 大丈夫 。』 的な
 発想の為、あまり現場確認をしていないのですが、 

 大工さんも人間なので、 

 うっかりミスもあるかもしれません。 そして、 

 『 もし、施工に使うはずの材料が足らなかったら、どうするのか??? 』 

 

  例えば、床の接着に使用する為のボンドが無かったら、大工さんは仕事を中断してくれるのか????  

 これ、おそらく、ほとんどの大工さんは 『 仕事を止める事は出来ない。ボンドが無くても施工する。 』


 と答えるんじゃないかと思います。   

  仮に施主様が現場におられて、
  『 施工するはずだったボンドが無いなら、工事は止めろ! 』 と言ってくれれば、

   現場は止まるかと思いますが、 施主様がいないと、、、



   

 

何度も同じ写真ですみません💦💦 

 この、床が仕上がった状態で、 『 ボンド 』 を適正に施工しているかどうかなんて、
 施主様に分かるわけがない!!!!!!!  

  

  ボンドを施工していないのが分かるのは、家を解体する何十年も先の話なので、 
  隠してしまうわけですね。  

 大工さんとしては、応援の大工さんを呼んでおり、その人にも人件費を
 払わないといけないので、どうしても1日で工事しないといけないという事情があります。  


  大概こんな時、大工さんは、ちゃんと 現場監督さんに相談します。 


 『 ボンドが無いから床は貼れない。  今日は応援で余分に人件費もかかっているうえ、 
 ボンドが現場に来るまで、土台敷ができない。 仕事が出来ない分と、余分に1日人件費が
 かかるので、追加で工事代金を請求していいですか?? 』    と。  

 こういう話が出た時に、  現場監督が 
 『 ボンドは施工しているかどうか完成してからでは分からないので、施工してください。 』 


 的な指示を出してしまう事が多々あるように思います。   

 上記の事はあくまで例えで、実際に起こったことではないですが、
 これに近い事は度々、耳にします。  

 なので、今書いた事も、妄想と言い切れないのが、建築業界の怖いところです。

 本当に待ったナシの土台工事。 
 次回は土台敷に どの位重要な作業があるのかをご案内したいと思います。

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